平和国家を名乗るとして

平和国家を名乗るとして、隣人が暴力を受けているときに、それを傍観、あるいは静止の言葉だけを投げかけるのは平和的だろうか。

そうとも言えるだろうし、そうでないとも言えるだろう。

隣家が暴漢に襲われていた時、隣人が赤の他人なら、警察は呼べども助けはしないだろう。

でもそれが親類や恋人なら、助けに行くのは普通だろう。

密接な関係にある国とは、そんな親類や恋人に該当するような国だろうか。

そこの意識が違うから、余計に意見が別れるのかな。

ただ、他の国から見た時に、「君の国が襲われても助けないけど、僕が襲われてたら助けてよ」なんて言われて助けてくれるだろうか。

戦争を避けたい気持ちと、仕掛けられたら守らなきゃいけないというところの、バランスが難しい。

攻める権利だけは持たない、というところが落ち着きどころのような気はするのだけど。



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