就職活動の時期

就職活動の時期を大学4年生の4月以降にしよう、というのがあるようです。

もっと学業に専念させるために、就活は遅くしようという意図みたいですね。



これってなんかおかしいなぁと思うのは、本当に就活が学業に専念しない理由なのか?というところです。

そもそも就活が始まる前から学業に専念してないんじゃないの?

少なくとも僕の場合、3年生の就活時期なんて、もう単位もだいたい取り終わってて、就活は大して影響がありませんでした。

普通に1,2年次に学業に専念していれば、3,4年次は研究に専念するわけで、そうするとむしろ4年次に就活が被るほうが影響があると思います。



大学の授業に魅力がない、というのもあると思います。

大学に意思を持って進学してない、というのもあると思います。

大学も学生もどちらも恐らく悪いところがあって、噛み合ってないのでしょう。



あとは、就活が大変だということも問題なのではないでしょうか。

自分は比較的うまいことやって、且つ氷河期前でもあったのであっさり決めちゃった方ですが、人によっては30社も40社も受けてます。

そんなに受けても一社も受からないのは、自己分析が甘いか企業研究が出来てないか、何かしら原因があるはずです。

それをサポートする体制を充実させた方が就活を早く終わらせられることが出来て、学業に専念させられるのでは?



とりあえずステレオタイプな「就活マニュアル」「面接マニュアル」をやめて、もっと自己分析と企業研究をしっかりやらせる。

きちんと自己分析ができて企業研究が出来れば、自分の長所と企業のニーズがマッチしてるかわかるし、わかっていれば自信を持って売り込める。

入社後のミスマッチも減って企業側も喜ぶ。

そういう形にしていく必要があるんじゃないかなぁ。



そのためには、企業側も「誠実な」企業にならないといけないけど。

理想論だし、空想論かもしれませんね。



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