音の持つ力

オノマトペが、最近流行っているようです。



オノマトペとは、「かしゃかしゃ」とか「ザラザラ」とかいう、擬音語や擬態語のこと。

もちもちパンとか、商品名に使われたり、名前にはならずとも説明文やキャッチフレーズによく使われてます。

このオノマトペが、具体的な言葉で説明するよりも、より詳細に、かつ感覚的に、時には感情的に伝えられるらしいのです。



確かに、海が輝いて、よりもキラキラして、の方が、しっくりくる気もします。

どよーんとした空、とか、曇ってる様も想像できるし、気分が滅入るような感覚も伝わります。

便利なものです。



自分は、音にはそれだけで力があると思っています。

ヒットする商品にはサ行が多い、なんて法則もあるようですし、周りの人を見ていて、名前の最後が口を開く音(あ、い、え)の人は、明るい人が多いように思います。

これは、日々聞かされる音の響きが、その人に影響を与えるからなのではないかなと思っています。



オノマトペはその最たるもので、音の持つ響きが様々な情報を持っているために、多くのことが伝えられる。

オノマトペについての研究が進むことで、音そのものの研究ももっと進むと、いろいろ面白そうだなと思います。



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