帰属意識が業績を伸ばす
僕の大好きなNHK、その番組の中に仕事ハッケン伝というのがあります。
芸能人や有名人が、企業に新入社員として入り、一週間の職業体験をするというものです。
この番組に出てくる職業、会社は、どこも今勢いを持っていて活気のある企業など。
もちろん、テレビですからすべてを鵜呑みにも出来ませんが、少なくともそこで働く人たちは生き生きしていて、業績を伸ばしている。
それはなんでだろうと思っていたのですが、帰属意識が強いせいではないかと思いました。
帰属意識、つまり、自分はこの会社、職場の一員なのだという意識ですね。
帰属意識が強いと、それに伴って貢献したいという意識も強くなり、それが個々人の能力発揮につながる。
それはつまり業績の伸びにつながるのではないかと。
高度経済成長期は、まさにこれだったんじゃないでしょうか。
家族から始めた会社が大きくなっていくという形は、帰属意識が最大限働いた状態で始まっています。
ひとりでは出来ないことを、複数人の相乗効果で成し遂げるのが企業体の意義ですから、そのために人とのつながり、集団への帰属というのは重要なことでしょう。
ですが、それがある時期からプライベートを充実させるという名目で、ないがしろにされているような気もします。
ライフワークバランスは確かに重要ですが、ライフを充実させるために、ワークで最大の効果を発揮する。
そのために、会社での人同士のつながりを大事にすることが必要なのではないでしょうか。
たとえば会社のイベントに参加する、他の部署の仕事に興味を持つ、プライベートでも仲良くできるようになる。
仕事が絡むから簡単には行きませんが、仕事を除けばただの人同士のつながりです。
仲良くすることはできるはず。
会社側も、社員同士のつながりを活性化して、社員に帰属意識をもたせるようにしていくことが大事なのではないでしょうか。
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